別の記事で、
子育てをするなら借家に引っ越すことをおすすめしました。
今回は、あるエピソードを紹介します。
今の場所に引っ越しをして約1年がたちます。
周りには自分たちよりも少し上の子育て世帯もいますが、
挨拶をするくらいで交流はほぼ無い状態でした。
時々、3歳くらいの男の子が一人で遊んでいる姿を目にします。
いつも一人で遊んでいるので、公園には行かないのかと思っていました。
我が家のツインズはもともと公園で遊ぶのが大好きでした。
新型コロナウイルスで自粛要請が出てから、家の中で遊ぶこと、
家の周りで遊ぶことができるようになりました。
当時、第二波も懸念されるなかで、主に家の中と家の周りで遊んでいました。
先日、偶然にもその男の子の方からこちらに近づいて来て、
一緒に遊ぶことになりました。
子供って、大人と違ってすぐに仲良くなれるから不思議です。
ツインズと男の子はダンゴムシを探したり、水遊びをして楽しんでいました。
そこへ、小学生くらいの女の子がやって来ました。
どうやら男の子のお姉ちゃんのようです。
7歳になる彼女は、最初はぶっきらぼうな顔で弟と話していましたが、
次第にツインズや私たちとも打ち解けて一緒に遊ぶようになりました。
(その時は子供らしい可愛い笑顔になっていました)
私は不思議に思い、彼女に尋ねました。
私「お父さんはどうしてるの?」
女の子「今日は仕事。トラックを運転していて、いつも帰りが遅い」
私「公園に行ったりしないの?」
女の子「お父さんの休みは週に一日だけで、その日は疲れて家にいる」
私「お母さんはどうしてるの?」
女の子「風邪を引いているみたいだから遊べない」
私「お父さんとは一緒に遊びたい?」
女の子「うん」
それ以上は深くは聞かなかったのですが、
どうやらお父さんは、物流関係の仕事でおそらくトラック運転手のようです。
実はもう一人お姉ちゃんがおり、つまり三人兄弟でした。
(一番上のお姉ちゃんは、少しだけ顔を見せて家に戻っていきました)
家も近くにあったので見せてもらいましたが、築数年と思われる新しい家でした。
共働きかどうかは不明ですが、きっと住宅ローン返済、
生活費、今後かかるであろう子供の進学費等のために働いているのだと思います。
親の心子知らずとは言いますが、
親は生活費や子供のために一所懸命働いているけど、子供の気持ちとしては遊んで欲しい。
生活にお金がかかることは、小さい子供はあまり深くは想像できないけれど、
一緒に遊びたいのが子供の本音です。
私は幸いにも土日はほぼ休みのため、子供と遊ぶことはできますが、
そうではない親は、その子供も含めて大変です。
(そりゃ子育ては大変になる)
人手不足が叫ばれる中、本気で人口を増やしたいのなら移民を増やすか、
日本の出産数を増やさなければなりません。
問題は山積していますが、
やはり子育て世帯には本気で待遇を良くする政策が必要です。
この辺りの解決策は何かないのかなぁと思いながら、
私一人でツインズ、男の子、お姉ちゃんの4人と3時間遊んでいました(笑)
というか、親は少しは様子を見に来なさい!!
そんな一日でした。
この出来事から学ぶことが親としてあります。
それは、放任と放置は別物だということです。
放任を試しに調べてみると
放任
「干渉せずに放っておくこと。成り行きにまかせておくこと」
Weblio辞書より引用
放置を調べてみると
放置
ほうったままにしておくこと。また、置きっぱなしにしておくこと
Weblio辞書より引用
両方のイメージとして、
放任は、干渉しない → 親が見守りつつも、手出しはしない(危険な状況でなければ)
放置は、そのままにしておく → 親が見守りもしないで、放っておくこと
放置の方が悪い意味で使われると思います。
放置自転車とは、文字通り置きっぱなしにされた自転車ですが、放任自転車とは言いませんよね?
つまり、親が子に関心があるかどうかが分かれ目だと思います。
例を出すと、
子供が公園で遊んでいて、親がイスに座ってその様子を見ている。
何か危険があれば、すぐに向かう準備が出来ている。これは放任。
同じ状況で、親がイスに座ってスマホでずーっとゲームやネットをしている。
子供には目もくれない状態。これが放置です。
愛の反対は無関心だと言われます。
今回の場合は、3歳くらいの子供が一人で遊んでいる。
車の通りもある場所なのに。
これは、放置以外のなにものでもありません。
車も子供が居たらスピードを緩めますが、
もし親の見ていない所でぶつかってしまったら、
その親は責任をとれるのでしょうか?
子供を育てるのはとても大変。
子供を○人欲しいと希望する家庭はありますが、
育てられる人数は、育てる親の器しだいで変わってきます。
3人欲しいけど、実際は1人育てるのがやっとという親もいるでしょう。
(金銭面や健康面、どこまで寛容になれるかなどを含めて)
しかし、おもちゃのように誰かにあげたり、捨てたり出来るものではありません。
○人育てるなら、それだけの器になれるように親も努力する必要があります。
あなたは、子供に関心はありますか?
子供をずっと放置していませんか?
特に双子育児なら、育児を投げ出してしまいたい時もあります。
私も、1、2歳頃は本当に毎日が辛かった。
もちろん、しんどくてほんの少し放置したこともあります。
完璧な親はいません。
でも、双子は育てられる人のところにしかきません。
もちろん科学的に証明された訳ではありませんが、2つの宝に恵まれたのは事実です。
まずは子育てをしている自分に誇りを持って下さい。

あなたと子供に、
笑顔溢れる幸せがあることを願っています。










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