双子は一卵性と二卵性に分かれ、
一卵性は受精卵が偶然2つに分かれたもの。
元は一つの卵から分かれたものだから、一卵性は遺伝子が100%同じです。
性格は遺伝と環境からなり、
どちらも同じくらいの割合で影響を与えると言われています。
我が家のツインズは一卵性ですが、性格は全然違います。
遺伝子は先天的に同じ、しかし環境も同じです。
どうやら人には生まれ持った「気質」というものが備わっており、
これが子供の性格に非常に大きな影響を与えているようです。
双子の長女(先に産まれた方)は天真爛漫で動物に例えるとネコ。
次女は素直に言うことを聞くタイプで、動物に例えると犬の印象です。
通わせている幼稚園では、
年少の時は2人とも一緒のクラスでした。
年中になる前に先生から、
一緒のクラスか別々にするかを決めて下さいと言われました。
私たちは迷わず別々のクラスにして欲しいと伝えました。
いくら仲が良くても、付き合う友達も違えば、働く場所、職業も違うでしょう。
それぞれ別の人生を歩むのだから、早めに別れた方がいいとの判断です。
(ちなみに通わせている幼稚園では、年長になれば別々のクラスに必ずなるようです)
幼稚園に迎えに行った時に、
17時を過ぎたら遊具で遊ばずに帰りましょうというルールがあります。
理由はもともとたくさん遊んでいるから、明日に備え体を休めるためです。
次女はほぼ約束を守りますが、長女は4割くらいの確率で破ります(笑)
これは今後の子育て・教育をする上で大切なポイントです。
子供に全く同じように接するのではなくて、
その子供に合った方法で対応していく必要があります。
子供に合わせた対処法は、
またどこかで記事にしたいと思います。
そんな長女は昆虫が大好き。
晴れた日には、家の周りを散策してダンゴムシを探しています。
見つけたダンゴムシを虫かごに入れては観察することが日課。
そんな我が家にこんなお尋ね者が現れました。

朝、幼稚園に行く前に外で遊んでいたら偶然見つけました。
おそらく青虫だと思われます。
「キャベツの中から~」でおなじみの、
子供の歌にも出てくる人気の青虫。

長女に教えてあげると大興奮しました。
さっそく虫かごに入れて様子を観察します。
幼稚園に行く前だったので、虫かごに葉っぱを入れて持って行かせました。
帰ってからも嬉しそうに青虫を見ている長女。
しかし、朝は食べていた葉っぱを全く食べなくなりました。
違う種類の葉っぱにしたり、試行錯誤を繰り返しましたが、
様子は変わらず。
長女に、住むところが違うから逃がしてあげようと言っても聞きません。
その後も状況は改善することはありませんでした。
長女も、青虫を触っても動かない様子が理解できました。
残念ながら、カゴに入れてから2日後に死んでしまったのです。
そのことを長女に伝えると、
今までの人生で一番かというくらいの大きな声で号泣しました。
普段、ダンゴムシを虫カゴに入れた時に、何匹かは死んでしまうこともありました。
そんな時は全然泣かなかったのに、なぜ今回は泣いているのか?
どうして泣いているのと聞いても、返事をしません。
青虫が死んで悲しかったのと尋ねると、大きく一回うなずきました。
特に小さい子供なら誰しも経験があると思いますが、
子供って結構残酷な一面を持っています。
アリの行列を足で踏んづけたり、ダンゴムシを潰してみたり。
これを書いている時に思い出したことがあって、
小学生の時に近くの水路にアルビノの蛇が現れたことがありました。
友達と遊んでいたため、面白がって皆で石を投げていたと思います。
今だったら絶対にしないようなことでも、子供はやってしまうもの。
経験がまだ未熟だから、命というものがどのようなものか、
理解が不十分な故にしてしまうのだと思います。

ダンゴムシが死んだ時に、
命を粗末にしてはいけないよと長女に伝えたことがあります。
その時に響いたかどうかは不明ですが、
今回はかなりの影響を与えたのではと思います。
泣いている長女を落ち着かせ、
2人で土を掘って青虫を埋めることにしました。
あれ以降、虫カゴに何かを入れたことはありません。
青虫の死から長女は命の大切さを学んだのでしょうか。
次の虫を入れた時に、その答えが分かります。










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