双子育児とテレビとの付き合い方

 

育児におけるテレビとの付き合い方は考える必要があります。

テレビの見過ぎは良くないと言われますが、
確かに見せすぎは良くないと思います。

 

しかし、双子育児をしている身としては、
テレビに助けられた場面もあります。

 

特に1、2歳頃のときに、家事やその他の用事に集中したい時は、
テレビに頼っていた時期がありました。

 

双子育児+共働きなら、その傾向が強いと思います。

親は育児だけでなく、仕事にも追われている。
でも、子供は相手をして欲しい。
親も相手はしたいけど、忙しいからついテレビを見せてしまう。
(特に朝ご飯と帰宅後の夕ご飯の準備中など)

 

このような関係が成立します。

 

 

テレビは、結局のところ2通りの見せ方があると思います。

・子供だけで見る
・親子で一緒に見る

 

テレビのデメリットが取り上げられるのは、特に子供だけで見る場合です。

 

しかし、先ほども述べたように現代は共働きが当たり前の時代。
子供だけで見る時間を絶対にゼロにすべきかと言うと、
そんなことは無くて、生活に合わせて対応していくしか無いと思います。
(通わせている幼稚園だって、子供たちに毎日テレビを見せている時間があります)

 

 

①子供だけで見る場合

 

例えば、
ご飯の準備や片付け、洗濯物を干したり、取り込んで畳んでいる時は見せる。
休日に、少し親がリラックスしたい時に見せるなどです。

子供が何か集中して作業をしていたり、
遊んでいる時につけるのは控えた方が良いです。

なぜなら、集中力を奪ってしまうからです。

 

また、テレビはその内容が大事です。

 

例えばNHKで放送されている「おかあさんといっしょ」
見せていない親の方が珍しいんじゃないかというくらい、子供界では横綱級の番組ですよね。
特に、我が家のツインズは歌のコーナーが大好きで、親が忙しい時は子供だけで見せていました。

 

双子ならではのメリットは、2人で歌のまねっこをして遊ぶことです。
一人が歌詞を間違うと、もう一人が違うよと言って歌い直したりすることもありました(笑)
一緒に歌って楽しむ姿は可愛いものです。

 

やはり暴力的、性的な内容を含むテレビは見せるべきではありません。
当たり前ですが、子供は何でも真似したがるもの。
テレビで見た通りの事を何の躊躇もなくやりますから、親が知らない番組は控えた方がいいです。

 

だいたい上記のような番組は、
子供が寝ているような遅い時間帯にしますので、
普段の生活で子供が目にする機会は無いでしょう。

 

注意すべきは、親が後で見ようと思って録画しており、
子供がリモコン操作を覚えて、興味本位で見てしまった時です。
(どうやら録画した番組に暗証番号を設定して、子供に見せられない方法があるようです。
対応していない機器もありますが、気になる方はレコーダーの説明書を参照して下さい)

これは見られたらまずいと思う番組は、暗証番号を設定するか、
子供が寝静まった時に見ましょう。(見終わったら消すのを忘れずに)

 

テレビは刺激が強いため、寝る前に見せることはやめましょう。
見せてしまうと、興奮して眠れなくなるため、朝が起きられなくなってしまいます。

 

 

 

②親子で一緒に見る場合

視聴内容は子供だけで見せるのと同様に子供向けの番組ですが、
親子のコミュニケーションのツールとして使用できます。

また、テレビは使い方によっては、
子供の感性を豊かにする可能性があります。

 

 

例えば、我が家で取り入れている事として、
いわゆる名作といわれるアニメを親子で一緒に見るようにしています。

例えば、ディズニー映画やジブリの映画です。

 

これまでに以下のような映画を親子で一緒に見ました。

シンデレラ、美女と野獣、リトルマーメイド、アラジン、アナと雪の女王、ズートピア、モアナと伝説の海 etc
(シンデレラは1950年代の作品のようですが、映像がとても綺麗で驚きました)

 

千と千尋の神隠し、ハウルの動く城、もののけ姫、となりのトトロ、耳をすませば、風の谷のナウシカ、魔女の宅急便、天空の城ラピュタ、崖の上のポニョ etc

 

特に、昔からある映画は長年語り継がれており、
それだけ何か人を惹きつける魅力がある作品だと思います。

個人的には、特に各作品の音楽や歌が優れていると感じており、
子供たちも真似して歌うようになりました。
もともと歌うのが好きだということを知っていたため、
あえて子育ての戦略として取り入れました。

 

 

 

どの作品も1時間を超える内容のため、まだストーリーの理解は5歳には難しいです。
しかし「どんなお話だった?」とか「どうして○○は泣いている(喜んでいる)の?」など、
作品を一緒に見るなかで、親から質問すると、子供は自然と考えるようになります。

最初は何を聞いても「分からない」と答えていたツインズも、
正解かどうかは別として自分の意見を言うようになりました。

 

親子で見る際は、
ぜひ質問や会話を交えながら見て下さい。

こちらも見せすぎは良くないので、1作品を見終わったら、あるいは子供の興味が無くなったらテレビを消して、他の遊び(本を読んだり、パズル、ブロック、公園で遊ぶetc)をすると良いと思います。

 

 

また、ツインズがその作品のごっこ遊びをするようになりました。

 

 

 

実は、ごっこ遊びは高度な遊びの一つです。
なぜなら、想像力や表現力、記憶力などが無いと出来ないからです。

 

我が家の例でいうと、
アナと雪の女王1で、一人はアナ役、もう一人はエルサ役をして、
序盤のシーンを真似していました。
(エルサが魔法の暴走が怖いから部屋に閉じこもっている所に、アナが来て、雪だるま作ろうという歌を歌うシーンです)

 

ツインズだと、ごっこ遊びが出来るというのはメリットですね。
そうでなければ、親が付き合うことになりますので(笑)

 

 

余談ですが個人的にしている遊びとして、
各作品の歌や音楽を口笛で吹いてクイズにするということをしています。



例えばとなりのトトロのテーマ曲(となりのトトロ、トトロのやつです)を私が口笛で吹いて、
クイズとして出しています。
歌だとさすがに気づくので、あえて口笛で行います。

 

子供はクイズが大好きですから、正解しても次を出してとおねだりしてきますので、親子の遊びとしてオススメです。(慣れてきたら、その作品のテーマ曲だけでなく、ある場面で使われている曲を口笛で吹いたりしています)

 

 

いかがでしたか?

 

テレビは結局、どう付き合うかが大事です。
テレビを見せる、見せないの極論で語るのでは無く、少し工夫をするだけで、親子の会話や絆、子供の成長に繋がりますし、新たな遊びとしても活用できるものです。

 

ぜひ参考にして下さい。

 

 

あなたのシェアが親子の未来を良くします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA