子育ての後悔 夫として出来ること

 

子育てで後悔していることがあります。
それは、双子が産まれた時に育児休業を取らなかったこと。

 

初めての子供が双子で、妻はとても大変だったと思いますし、
私は一家の大黒柱として頑張る必要がありました。

 

しかし、育児以上に大変な仕事はありません。
今は、男性も迷わず申請するべきという考えです。(特に双子出産なら)

 

 

2018年度の男性の育児休業を取得した割合は6.16%になります。
これは過去最高の割合となりますが、
政府が2020年度に13%にすると目標を掲げており、届くがどうかは微妙な数字です。

 

 

厚労省が令和元年7月3日に発表している
「男性の育児休業の取得状況と取得促進のための取組について」によると、
育児休業を取得しなかった主な理由として以下が載せられています。

 

・会社で育児休業制度が整備されていなかった
・職場が育児休業を取得しづらい雰囲気だった
・業務が繁忙で職場の人手が不足していた
・自分にしかできない仕事や担当している仕事があった

これらを見てみると、どうしてもネガティブな意見が多くを占めています。
私も幼稚園に子供を迎えに行った時に、
子供から見て祖父、祖母が迎えに行っている所も結構見かけます。
それだけ、子供の両親は仕事に追われているということでしょう。

 

自分にしかできない仕事や担当している仕事は、
実は育児も同じです。

 

育児はあらゆる仕事の中でも最も大変なもの。

 

経験した人で無いと、その大変さは理解されません。
ですから、申請するときに次のように言ってみませんか?

 

「育児」→「育児業」

 

言葉のニュアンスの問題ですが、
上司に、以下のように言ってみましょう。

 

「育児休業(育休)を申請したいです」ではなく
「育児業という過酷な業に専念したいので、お休みを頂けませんか?」

 

というか、

子供が小さいうちは、
あなたの本業こそ育児になると思います。

 

育児業をしているあなたは自分に誇りを持って下さい。

 

 

普段している仕事では、ある程度予測できることも多いと思いますし、
話の通じる相手がほとんどだと思います。

 

 

しかし、育児はあなたのこれまで過ごしていた世界とは全然別物。
こちらの言うことも伝わらないし、
特に幼いうちは子供が何を求めているかが分からない場合もあります。

 

 

かんしゃくを起こしたり、駄々をこねたりは、
大人の世界では許されませんが、育児の世界では常識となります。

 

 

「後」に「悔やむ」と書いて「後悔」となります。

やった後悔よりも、やらなかった後悔の方が大きいと言いますが、
育児に関しては、休みを貰わなかったことがその一つです。

 

それは取り戻すことは出来ないけれど、
育児に関する後悔はそれだけにしたいです。

 

 

双子が2歳の時に初めて家族でホテルに宿泊しました。
そのときに、双子育児経験者に声をかけられ、次のように言われました。
(幼いうちは結構声をかけられますよね)

 

「双子は大変だけど、小学生になってからは楽になったよ」

 

もちろん個人差はありますが、この言葉は嬉しかった。
辛く、大変な毎日でリラックスしたいと思い、泊ったホテルでの出来事です。
この言葉で、どれほど勇気と安心をもらったことか。

 

現在、我が家の双子は5歳。
1,2歳頃に比べれば今はかなり楽にはなっています。
23,4歳くらいで一人立ちすると仮定すると、
手がかかる期間は、実はあっという間なのです。

 

もちろん当事者にとっては、いつまでこの大変さが続くのかは分かりませんが、
現実として育児が本当に大変なのは、小学生にあがるくらいまでと考えています。
(その後は、思春期という別の大変さもおとずれますが)

 

しかし、その約6年間の過ごし方で、
親が子供に与える影響が非常に大きいものとなります。

 

最初が肝心と言いますが、
特に双子育児をしている方は、一人育児と比べて大変な事が多いと思います。

主に、双子育児をされている方のためのコミュニティを運営していますので、
興味のある方は以下を確認して下さい。

 

 

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