子育てにおける○○を変えるのが一番難しい

 

 

これを読まれているあなたは、
きっと子育てに奮闘中だと思います。

 

さて、
タイトルにもある○○とは一体何でしょうか?

 

 

いきなりの質問ですが、ここで一旦読むのを止めて、
1分くらい時間をとって考えて見てください。
(考えて見た方は、以下を読み進めてください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に考えてみましたか笑?
それでは答えを発表します。

 

 

 

 

 

 

 

その正体は、

 

思考です。

 

 

あのマザーテレサの名言に以下のような文言があります。

 

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。


性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

 

 

一番最初の出だしが思考となっています。
この文章だと、思考を変えることができれば言葉も変わり、
最終的には運命さえ変えてしまうということです。

 

 

 

私もそれには同意しますが、
実は思考を変えることって、とてつもなく難しいですよね。

 

 

なぜなら思考って、
その人の今までの人生の積み重ねで成り立っているからです。
35歳生きていれば、35歳分の思考があります。

 

 

 

例えば、あなたが市役所に勤めているとします。
公務員であるから、収入や地位は安定していますよね?

 

そんなあなたに、
起業している友達から起業を勧められても、
いきなりは受け入れがたいでしょう。

 

 

私たち一人一人は、
今まで生きてきた中での思考に支配されているのです。

 

 

 

思考を変えることが、物事を変える手段となります。

 


では、子育てにおける思考とは一体何なのでしょうか?

 

 

 

それは、
それぞれの親が持っている

 

「(親が考える)理想の子供像」と
「○○するべき」という思考です。

 

 

あなたも上記の2つは大なり小なり持っていると思います。

 

 

 

それらが多いほど現実とのギャップが表れ、

子育てはしんどくなります。

 

 

 

例えば、
あなたが子供(女の子)には女の子らしい習い事をさせたい、
という思考を持っていたとします。

 

 

そうすると、サッカーを習いたいと言った時に、
少し思いとどまるのではないでしょうか?

 

サッカーもいいけど、ピアノはどう?
このように伝えるかも知れません。

 

 

 

もう一例、
あなたが子供には中学受験をさせるべきという考えがあったとします。

 

 

中学受験は特殊なものなので、勉強の先取りが必須です。
そうすると、小さい頃から塾やプリントなどを、
子供が嫌がったとしてもやらせるかも知れません。

 

 

 

このように、
子育て中の親なら誰しもが持っているある種の考え方。

 

 


もしこの思考を変えたいのであれば、
以下の方法を試して下さい。

 

 

 

①その思考について自問自答する(なぜを繰り返す)


②①で出た回答を検証する

 

 

 

 

 

 

①について

先ほど、中学受験をさせるべきという思考がありました。
こちらを例に説明していきます。

 

先ほども述べたように思考の正体は、
今までのあなたの人生経験からくるものです。
まずは、その思考について自問自答しましょう。

 

 

ポイントは、なぜを繰り返すことです。

 

 

 

・なぜ、中学受験が必要なのか? → 周りのママ友の子供が皆しているから

・なぜ、しているのか? → 勉強してなるべく良い大学・職業について欲しいから

・なぜ、良い大学に入って欲しいのか? → その方が子供の幸せにつながるから

・なぜ、それが子供にとっての幸せなのか? → 収入・地位も安定しているから

・なぜ、収入・地位の安定が幸せにつながるのか? → それが普通の感覚だと思うから

 

 

なぜを繰り返すことで、
どんどん深掘りが出来るようになります。

 

 

今回の例では、
実は親にしっかりとした子育ての軸がなく、
何となく周りがやっているから子供にもやらせている。
親が世間の常識にとらわれている可能性があります。

 

 

ある程度の答えが出たら、
今度はそれが正しいか検証してみます。
この時に、データがあれば参考資料となります。
(ググればデータがあるかどうか分かります)

 

 

良い大学に入るためには、
必ずしも中学受験が必須という訳ではありませんよね?

 

医師になりたいなら医学部に行きますが、
医学部に行くためには中学受験が必須かというと、そうではありません。

 

(確かに医学部合格の上位校は、
中学受験校で占められている事実はありますが、全てではありません)

 

人並み以上の勉強は必要ですが、
別に中学受験にこだわらなくても良いのです。
(私は中学受験を否定している訳では決してありません。子供が望むのであれば、検討もします)

 

 

特に自分が経験したことを、
子供にもやらせたいと願う親は多いと思います。

 

子供が望むなら良いですが、
親の押しつけになっていないかは、いったん検討すべきです。

 

 

 

 

思考を変えるために、
自問自答&検証を毎回するのは面倒くさいと思いますよね?

 

そんな方のために、
もう一つオススメの方法を紹介します。

 

 

 

それは、
あえてその思考を止めてみることです。

 

 

 

 

 

例えば、最近は「食育」という言葉が定着しつつあります。

 

農林水産省のホームページから一部を抜粋すると

生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けられるとともに、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるもの

 

身近な例で言えば、
3食をしっかりと手作りして、子供に食べさせることが挙げられます。

 

 

確かに、手作りの品はお惣菜よりも美味しいです。
食育が大事なのは完全に同意します。

 

 

でも、夫婦共働きでお互い時間に追われている時に、
しっかりと作れる時間はありませんよね?

 

たまにはお惣菜や、
お店でお弁当を購入するのも選択肢として考える必要があります。

 

 

 

 

実はこの例は我が家のことです。

 

妻が食育に強いこだわりを持っていまして、
きっちりと作りたいタイプの人間でした(一汁三菜に近い)
(確かに、手作りの料理は美味しいです(^_^))

フルタイムならまた違った結果かも知れませんが、
現在は時短を使いながら子育てをしています。

 

 

幼い子供を育てている親かつ、共働き世帯は本当に時間がありません。
そんな中でも急いで作っては食べさせていましたが、
子供が「(食べ物が)熱い」「美味しくない」と言って、食べなかった時がありました。

 

 

そうすると、妻は激怒。

 

「もう食べなくていい!」

と言って家の雰囲気は最悪となりました。

 

 

私は子供たちを説得し、
食べるように促しました。

 

 

 

そして、妻にも言いました。

「今はお互いに時間が無いから、力を抜ける所は抜こう。毎食お惣菜でもいいんだから」

 

この件は過去にも何度かあって、
同じような話はしていましたが、
伝え方を変えたりして、今回はようやく重い腰を上げてくれました。

 

 

繁忙期などで大変な時や、残業が絡む時は、
すぐに出来るもので済ませることも増えてきました。

 

 

つまり、
三食きっちり作らなければならないという思考を一旦止めてみたのです。

 

 

 

習慣はなかなか止められませんよね?

当たり前になっているので、すでに考えること無くやってしまっているのです。
ですから、それが本当に必要かどうかすら検討しなくなっています。

 

 

 

重要なこととして、

その習慣を止めたとしても、
実は問題にならない事も多いのです。

 

 

 

この機会に、
あなたも普段の習慣を見直してください。

 

 

 

双子育児にしろ、一人育児にしろ、共働きにしろ、あるいや母子家庭にしろ、

一番は家族(特に母親)が笑顔でいることが重要なのですから。
(夫に母の代わりは務まらないと、つくづく感じます)

 

参考の為に、以下に別記事を載せておきます。

母は家庭の太陽

 

 

 

母が笑顔でいるためには、
当然夫の存在も必要ですし、
片方ばかりに負担が増してもいけません。

 

手を抜く所は抜いて、
精神的にも肉体的にも安定した状態で過ごす時間を増やしましょう。

 

 

 

子育ては、まさに習慣やイレギュラーの連続。
1日やれば終わりではなく、いつまでたっても終わりの見えないトンネルのようなもの。
(私の場合は4歳くらいになって、やっと少しは楽になった気がします)

 

 

子育ても自己流ですると、今までの自分の思考が反映されたものになります。
それがたまたま合っていれば問題無いですが、子供が1歳なら親も1歳。
何らかの媒体を通して親も子育てについて学ぶ機会が必要です。

 

 

私は、子育てや教育に関して日々情報発信しています。
そんな役割の一端を担えるように、これからも続けていきます。

 

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