「イクメン」という言葉が定着していますが、
まだまだ子育ての主体は母親なのが現状です。
SNSを見ると、
旦那の愚痴をこぼすものも、ちらほら見かけます。
それは双子育児であっても同様のようです。
父親は母親の代わりにはなれませんが、
子育てをすることで、子供にも親にも良い影響を与えるようになります。
そこで今回は、
どうやったら夫を家事・子育てに参加させることができるのかを伝えていきます。
結論としては、
以下の2つの方法があります。
・やるべきこと(やって欲しいこと)のリスト化
・やった事に対して感謝を伝える
何だか、子供みたいな扱いですが(笑)
順番に解説していきます。
まず、やるべき事のリスト化に関してです。

子育ての分野では、男性は全然教育を受けていないため、
何をやったらいいか指示待ちとなってしまいます。
しかし本当は興味がある、手伝いたいと思う男性もいます。(私もそうでした)
でも、余計な事をして機嫌を損ねる訳にもいかず、
どうしたらいいか分からない状態になっています。
こちらが良かれと思ってした事が、
逆に妻を困らせる結果に繋がるからです。
そこで、妻のあなたによるアシストが必要となります。
あなたがやって欲しいと思うことを紙に書いて渡してあげましょう。
そして、それをするための具体的な手順も合わせて伝えてあげるのです。
例えば、以下のようなものです。
(やるべき事のリスト化)
・洗濯物をしまう(子供用、大人用etc) → 場所の提示
・食器を片付ける → どこに何をしまうのかの指示
・オムツを替える → 替え方を示す
・日用品をしまう(トイレットペーパー、ティッシュペーパーetc) → 同様に、場所を示す
それぞれの項目について、
どのようにして欲しいのかを伝えて下さい。
男性側も具体的な手順を示してくれれば、
初めは慣れない新入社員のように、もたつきながらもやります(笑)
本当はもっと積極的に動いて欲しいのに・・・・という気持ちは抑えて、
まずは何でもいいから一つずつ経験を積ませることが大事です!
そして次に、
やった事に対して感謝することです。

例えば、
・洗濯物を畳んでくれてありがとう
・子供と公園で遊んでくれてありがとう
・ゴミを捨ててくれてありがとう
このように言うことで、
妻のため、子供のために自分は頑張った、
貢献できたと言う気持ちが芽生えます。
伝えたことが出来ていなくても、
出来た所までを褒めましょう。
最初からこちらの意図する通りに出来るとは思わないことです。
すると、もっと積極的にいろいろと行うようになるのです。
人に褒められるのは嬉しいですが、
特に夫は、妻から認められることに非常に喜びを感じます。
仕事で褒められるのも嬉しいですが、
妻から褒められるのはまた格別であると心得ておきましょう。
男性って女性が思うよりもプライド、見栄が高い傾向にあります。
人間、誰しもが分からないことに対しては不安になりますが、
一度経験してコツを掴めば、こちらから何も言わなくても自然と出来るようになります。
大変なのは最初だけ。
ここまで読まれている奥さん、
男性は面倒くさい&単純だと思いましたよね?
当たっています(笑)
ですが、
男性である私の意見を言わせてもらうと、
やはり子育てには参加したい(特に双子育児という過酷な環境においては)
むしろ参加は必須だという気持ちもあります。
お腹の中に赤ちゃんがいる女性と違って、
男性はいきなり「親」になりますので、
女性との心構え、意識がどうしても異なります。
自ら子育て本を読むような男性は稀でしょうから、
妊娠中に何か本を買って、一緒に読んだり意見交換をするような関係が理想です。
しかし多くの男性が鈍感なため、
なかなか上記のようにはいかないのが現状だと思います。
(私も何度注意されたことか)
女性は察して欲しい気持ちが傾向としてあります。
だから言葉には出さずに、態度や雰囲気で伝えようとしてしまいます。
でも、男性側はそれが分からない。
不機嫌になる妻に同様する夫。
「俺、何か悪いことしたかな?」
「どうして機嫌が悪いのだろう?」
聞いても「別に」とそっけない態度をとられる。
こうすると夫は萎縮してしまうし、
家庭の雰囲気は悪くなり、それが子供にも悪い影響となって表れます。
ですから、
もやもやした気持ちを解消するためにも、
きちんと言葉にして伝えましょう。
ここからは余談になりますが、
子育て分野で良く言われるのが、
「I(アイ)メッセージ」です。
つまり、
私(I)は感謝していますというメッセージを伝えることで、
子供が積極的にお手伝いをしたり、親のサポートをするようになることです。
通常の「ありがとう」というよりも、
「○○してくれてお母さん(お父さん)は嬉しい」と伝える方が、
子供も親の為に何かしようと思います。
なぜなら、子供は親の事が大好き。
親が喜ぶことなら、何だって行おうと思います。
夫にIメッセージを取り入れる必要はありませんが、
子供と夫(子供のような存在)は、同様の扱いですね(笑)
そして、最後に重要なことを言います。
それは、
夫は妻がニコニコしているだけで幸せを感じるのです。

プレッシャーを与えるつもりはありませんが、
家庭の幸せを決めるのは、妻であるあなたの機嫌次第なのです!
ですから、夫をきちんと教育して上手く活用して下さいね。
そして、たまには自分の予定を優先させても良いと思います。
友達とランチに行きたいなら、その間だけでも夫に子供を任せる。
(そうなるように具体的な指示も出しておく)
子育てや家事で毎日がしんどいと思ったら、
もっと夫を頼って下さい。
妻が苦しんでいる姿を見るのは、夫としては心が痛みます。
以下に参考記事を載せておきます。
強い女性・母になろうとして自分に鎧を着るのではなく、
相手に弱みを見せられるようになると、
夫としても頼られている感じがして、頑張ろうと努力してくれます。
ぜひ、取り入れてみて下さい。










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